来年にドル下落なら、円は他の通貨以上に上昇との見方も=NY為替
きょうのNY為替市場でドル円は買い戻しが優勢となっており、139円台まで戻している。きょうは米感謝祭明けの金曜日で市場参加者も少なく、動意薄の展開も見られている。
来年にドルが下落した場合、他の通貨と比較しても円が相対的に大きく上昇する可能性があるとの指摘も出ている。これは、債券高(利回り低下)と株安の正の相関が崩れており、米10年債利回りが来年末には2.75%前後まで低下するという仮定に基づいているという。このシナリオでは、ドル円は125-130円まで下落する可能性があると指摘。なお、黒田日銀総裁が来年4月に任期を迎えることもドル円の変動要因になる可能性があるとも付け加えている。
USD/JPY 139.30 EUR/JPY 144.77
GBP/JPY 168.20 AUD/JPY 93.88
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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