アジア株 上海株は反発、過度な警戒感後退 新規感染過去最多に近づくも新たな死者の報告なし
アジア株 上海株は反発、過度な警戒感後退 新規感染過去最多に近づくも新たな死者の報告なし
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 17626.08(-29.83 -0.17%)
中国上海総合指数 3108.30(+23.26 +0.75%)
台湾加権指数 14520.85(+71.46 +0.49%)
韓国総合株価指数 2410.24(-9.26 -0.38%)
豪ASX200指数 7184.30(+45.05 +0.63%)
インドSENSEX30種 61304.21(+159.37 +0.26%)
アジア株は高安まちまち。
上海株は反発。エネルギーやコミュニケーションサービス、金融株が軒並み上昇している。
中国で21日、新たに2万7307人の感染者が確認された。4月に過去最多を記録した2万8973人に近づいている。冬本番にかけ感染はさらに拡大する恐れがあり、中国当局が各地でロックダウンを導入する可能性が高まってきている。ただ一方で、コロナ感染による新たな死者の報告はなかったことから、過度な警戒感は後退している。
香港株は続落も下値は限定的。新世界発展や中国海外発展、華潤置地など不動産株が軒並み上昇。中国人民銀行副総裁が、住宅建設完了を支援する目的で商業銀行に約279億ドルを融資すると発表したことが材料視されている。
アリババや美団、JDドットコムなどハイテク関連は下落。中国の感染拡大を受け、カジノ運営会社のギャラクシーエンターテイメントとサンズチャイナも下落している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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