アジア株 香港株は続落、感染拡大懸念が重石 中国新規感染者が半年ぶりに2万人突破
アジア株 香港株は続落、感染拡大懸念が重石 中国新規感染者が半年ぶりに2万人突破
東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 17925.29(-331.19 -1.81%)
中国上海総合指数 3104.37(-15.61 -0.50%)
台湾加権指数 14460.46(-76.89 -0.53%)
韓国総合株価指数 2456.08(-21.37 -0.86%)
豪ASX200指数 7132.90(+10.66 +0.15%)
アジア株は軒並み下落、前日の米株安を嫌気して売り優勢で始まった。また、中国の感染拡大も懸念されている。中国の新規感染者は16日に約半年ぶりに2万人を突破した。広州市だけで8000人超、首都北京市の新規感染者は再び400人台に増えた。人民日報は再びゼロコロナの必要性を強調する記事を掲載。ゼロコロナ政策は中国の発展を妨げるのではなく、助けになるだろう。中国はダイナミックなゼロコロナ政策を達成し、コロナとの戦いに勝利することが出来ると訴えた。
香港株は1.81%安、ナスダックの下げが嫌気されており、ハイテク関連が総じて下落している。また、前日に約8週間ぶり高値をつけたことから調整売りも出ているもよう。美団は6%超急落、テンセントが美団の保有株、約200億ドル相当を配当として株主に還元すると発表した。バイドゥ、アリババ、ネットイース、シャオミも下落している。テンセントホールディングスは1.4%安。序盤は四半期決算で純利益が市場予想を上回ったことが好感され1%超上昇して始まったが、すぐにマイナス圏に沈んだ。
執筆者 : MINKABU PRESS
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