ドル指数は一段と低下、８月１５日以来のドル安水準＝ロンドン為替

ドル指数は一段と低下、８月１５日以来のドル安水準＝ロンドン為替

　ロンドン朝方にドル指数は急低下した。東京午前につけた１０７．０５１を高値に東京市場では１０６．８０付近へと小幅に低下。ロンドン早朝には前日終値（１０６．６６）を下回ると一気に１０６．０９４まで急低下した。８月１５日以来のドル安水準となっている。その後も反発力は限定されている。

　米１０年債利回りが３．８７％台から３．８２％台まで低下したことがドル売り圧力となっていた。ただ、足元では３．８４－３．８５％レベルに低下一服。このあとのＮＹ市場では１０月の米生産者物価指数が発表される。先週の米消費者物価指数の伸び鈍化がドル相場の急落を招いた経緯があり、市場はある程度用心しているようだ。

ドルインデックス＝106.30(-0.37　-0.34%)