ユーロドルは買戻し一服も米CPI後の高値圏維持=NY為替
きょうのNY為替市場はドル買い戻しが強まる中で、ユーロドルは1.02ドル台に伸び悩む場面が見られていたものの、1.03ドル台に買い戻されている。先週の米消費者物価指数(CPI)後の買い戻しは続いており、高値圏を維持している状況。
先週木曜日の米CPIを受けてユーロ債利回りも低下していたが、金曜日には急反転し、その下げを取り戻している。ユーロ圏内のインフレ見通しは依然厳しく、ECBの追加利上げと迅速な量的引き締め(QT)に踏み切る可能性は高い中で、利回りは水準を維持している。ただ、ユーロ圏では景気後退リスクが高まる中で、どの程度までユーロを買い戻せるのかに疑問の声も少なくない。
EUR/USD 1.0346 EUR/JPY 145.21 EUR/GBP 0.8816
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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