ドル売り優勢、ポンドドルの上昇が主導=ロンドン為替
ドル売り優勢、ポンドドルの上昇が主導=ロンドン為替
ロンドン午前は次第にドル売りの動きに傾いている。英長期債利回りが大幅低下しており、英中銀が14日まで積極的に債券市場の鎮静化を図ることが期待されているもよう。米消費者物価指数の発表を控えて模様眺めとなっていたロンドン序盤だが、英債券動向をにらんで一気にポンドドルが買われている。1.1050台まで売りが先行したあと、方向転換して1.11台乗せ。足元では1.1140台に高値を伸ばしている。この動きがユーロドルなどにも波及している。ユーロドルは0.9685近辺を安値に0.9730近辺へと高値を伸ばしている。豪ドル/ドルは0.6265近辺を安値に0.6297近辺まで買われている。ポンドドルのほかは比較的小動き。ドル円は引き続き146.80付近で膠着している。
GBP/USD 1.1145 EUR/USD 0.9728 AUD/USD 0.6295 USD/JPY 146.79
執筆者 : MINKABU PRESS
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