クレディSの証券化商品事業、買い手候補にピムコやセンターブリッジ
経営再建を打ち出しているクレディ・スイスが売却を目指す証券化商品事業に対し、買い手候補としてセンターブリッジ・パートナーズを含む投資家グループや、ピムコが浮上している。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
センターブリッジは再保険会社マルテッロ・リーの共同資産運用者の立場で買収に関心を示しているという。ピムコが単独なのか、投資家集団の一員として買収を目指しているのかは明らかでない。
クレディ・スイスの戦略計画発表まで3週間を切る中で、証券化商品事業を巡る協議は比較的進んだ段階にあるという。同事業は過去に高い利益を上げてきた実績があるが、大規模な資本が必要なリスクもある。同行はこの売却を投資銀行事業縮小の中核に位置付けており、売却資金は他の再編費用の一部に充てる考えだと伝えている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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