NZ中銀金融政策委員会 レビュー2 現在のインフレ率は高すぎ、雇用は維持可能な最大レベルを超えている
現在のインフレ率は高すぎ、雇用は維持可能な最大レベルを超えている。
インフレ率は世界的に高いまま。一部の国では総合インフレ率がわずかに低下も、コアインフレの上昇は持続的。
世界のソブリン債利回りが大幅に上昇し、各国中銀の政策金利に対する予想の再評価と一致していることを確認。
金利と為替レートの大幅な変動が金融市場の流動性の低下を引き起こし、市場のボラティリティを悪化させる可能性があると指摘。
世界的な金利の上昇と世界市場でのリスク回避の高まりにより、ニュージーランドドルには下落圧力
NZドルの下落が長期的にニュージーランドの経常収支のバランス調整に貢献。ただし、下落が続くと、予測期間中のインフレ率がさらに上昇するリスク。
ニュージーランド第2四半期の GDP は予想どおりに大幅に回復、直近指標第3四半期GDPが以前の想定よりもわずかに強かった可能性があることを示唆。
OCR が、長期的に低インフレの期待を維持し、消費者物価インフレを目標範囲内に収めるのに十分であると委員会が確信できるレベルに到達する必要があることに同意。
執筆者 : MINKABU PRESS
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