アジア株は全面安、ハイテク株を襲うアップルショック 韓国LGイノテックは8%超安、売上高の75%がiPhone向け
アジア株は全面安、ハイテク株を襲うアップルショック 韓国LGイノテックは8%超安、売上高の75%がiPhone向け
東京時間14:04現在
香港ハンセン指数 17454.49(-405.82 -2.27%)
中国上海総合指数 3070.65(-23.22 -0.75%)
台湾加権指数 13531.18(-295.41 -2.14%)
韓国総合株価指数 2157.85(-66.01 -2.97%)
豪ASX200指数 6449.10(-47.06 -0.72%)
インドSENSEX30種 56978.04(-129.48 -0.23%)
アジア株は全面安、世界的な景気減速懸念が重石。28日の東京時間午前にアップルが新型iPhoneの増産計画を断念したとの報道が伝わったことで、香港や韓国、台湾株が下げ幅を拡大している。台湾TSMCや香港の舜宇光学科技などアップル関連が大幅安となっている。韓国LGイノテックは8.6%安、昨年末以来の安値を更新している。同社はアップル依存率が非常に高く、年間売上高の75%がiPhone向け製品となっている。
中国の景気減速に対する懸念も一段と高まっている。長引く「ゼロコロナ政策」と不動産不況を受け、世銀は今年の中国成長率見通しを大きく引き下げた。世界2位の経済大国である中国の成長率は今年、1990年以降で初めて他のアジア諸国を下回る可能性がある。
韓国株は2020年7月以来の安値、台湾株は2020年11月以来の安値をつけている。香港株は大幅反落、11年ぶり安値を更新している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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