ポンド安一巡も神経質な雰囲気が残る=東京為替前場概況
東京午前は落ち着いた動き。前日はポンド急落をきっかけに神経質な雰囲気が強まったが、ポンドの下げや対主要通貨でのドル高が一服し、平穏な値動きに戻っている。ただ、主要国通貨に対するドル高基調は崩れておらず、各国が自国通貨安の防衛を本格化させ、金融市場全体が混乱するリスクが意識されている。日本では円買い・ドル売り介入が続く公算。英国の場合は緊急利上げを含めたポンド防衛が想定されている。
ドル円は144.28円付近まで弱含んだが下値は限定的。下げ一服後は144円半ばで推移。ユーロ円は139.26円付近、ポンド円は155.85円付近、豪ドル円は93.81円付近まで強含んだが、値動きは小幅。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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