今度はドル買い、ドル円135円台回復 FOMC議事録ハト派寄りも利上げ姿勢継続には変わらず
今度はドル買い、ドル円135円台回復 FOMC議事録ハト派寄りも利上げ姿勢継続には変わらず
FOMC議事録の内容がややハト派寄りだったことから、東京時間序盤はドル売りで始まった。ドル円は一時134.70円台まで軟化したほか、ユーロ・ドルや豪ドル・ドルは上昇した。FOMC議事録では、ある時点で利上げペースを減速させることが適切になる可能性との見解を示した。ただ、インフレ抑制に向け利上げを継続していくとのタカ派姿勢は変わらず。後場に入り今度はドルが買い戻されている。ドル円は135円ちょうど付近。
もっとも、きょうの中古住宅や景気先行指数など米指標を前に方向感の定まらない動きとなっている。来週にはジャクソンホール会議が予定されている。9月会合の利上げ幅50bp予想が多いが、雇用統計やCPIなど米指標の内容が強ければ、75bpの大幅利上げ観測が再浮上してくる。
執筆者 : MINKABU PRESS
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