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【本日の見通し】米中古住宅販売などに注目

為替 

【本日の見通し】米中古住宅販売などに注目

 前日の海外市場では、ドル円は135円50銭台まで上昇した。その後発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、利上げペースをどこかで減速させることが適切との認識が示された。これを受けて、ドル円は134円70銭台まで下落、その後は135円台まで戻している。
  
 ユーロドルはロンドン市場とNY市場で、1.0140~1.0200台でのもみ合いとなり、方向感なく推移した。
  
 今日の東京市場では135円台を中心とする動きとなりそうだ。ドル円は米経済指標の動きを眺めながら135円台を中心に底堅い推移が続くとみられる。
  
 今日は23時に7月の米中古住宅販売件数が発表される。大方の事前予想では、年率換算で487.0万件となっている。前回は512.0万件であり、住宅ローン金利の上昇を背景に減速が見込まれている。市場予想から上振れするようなら、株高、ドル買いに傾きそうだ。ただ、景気減速への警戒感が根強く、下振れした場合は株安、ドル売りに振れやすいとみられる。
  
 他には今日は21時半に8月のフィラデルフィア連銀景況指数、新規失業保険申請件数、23時に7月の米景気先行指数の発表などがある。
  
MINKABU PRESS

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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