東京株式(寄り付き)=やや売り先行、米株高追い風も目先反動を警戒
16日の東京株式市場はやや売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比42円安の2万8829円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇基調を継続しており、東京市場でもリスクを取りやすい地合いが続いている。前日発表された中国の経済指標が中国景気減速を示す内容だったことは警戒材料ながら、米国ではインフレのピークアウト感からハイテク株や消費関連株が幅広く買われる動きとなっている。東京市場でもこの流れを引き継いでいる。ただ、日経平均は前週末の急騰に続き、週明けも大幅高に変われ直近2営業日で1000円以上も水準を切り上げている。足もとでは急ピッチの上昇に対する反動も意識されるところで、上値は限定的となる可能性もある。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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