アジア株 総じて堅調、前日NY株の大幅高を受けて
東京時間18:06現在
香港ハンセン指数 20082.43(+471.59 +2.40%)
中国上海総合指数 3281.67(+51.65 +1.60%)
台湾加権指数 15197.85(+258.83 +1.73%)
韓国総合株価指数 2523.78(+42.90 +1.73%)
豪ASX200指数 7070.95(+78.28 +1.12%)
インドSENSEX30種 59308.46(+491.17 +0.84%)
11日のアジア株は総じて堅調。前日のNY株式市場が大幅高となった流れを受けている。米消費者物価指数(CPI)が予想以上の伸び鈍化を示したことが、市場での米大幅利上げ観測を緩和させた。株式市場に好感され、ダウ平均は535ドルの大幅高で引けた。きょうの時間外取引でも米株先物が買われており、好ムードが続いている。
上海総合指数は大幅反発。全面高商状となるなかで、金融やヘルスケアなどの高いパフォーマンスが目立った。金融では中国人寿保険、招商銀行、CSCフィナンシャル、中国平安保険などが買いを主導。ヘルスケアでは、無錫薬明徳新薬開発(ウーシー・アプテック)、北京万泰生物、江蘇恒瑞医薬、などの製薬メーカーが上昇を主導した。
香港ハンセン指数は大幅反発。機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、光学機器メーカーのの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、繊維メーカーの申洲国際集団控股、スポーツウェの李寧(リーニン)など幅広い業種が上昇率上位に並んだ。一方、中国海外発展、東方海外国際、華潤置地など不動産開発大手が売られた。
豪ASX200指数は反発。総合不動産会社のグッドマン・グループが買われたほか、ANZ、マッコーリー、NAB、ウェストパックといった大手銀行が上昇。医薬品会社CSLも買われた。資源関連ではBHPグループが買われる一方、リオティントは下落とまちまちだった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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