【新興国通貨】ドルペソは振幅、消費者物価指数はやや高めも想定内=メキシコペソ
【新興国通貨】ドルペソは振幅、消費者物価指数はやや高めも想定内=メキシコペソ
昨日発表された7月のメキシコ消費者物価指数(CPI)は、前月比が市場予想の+0.72%にたいして+0.74%、前年比が予想の+8.13%にたいして+8.15%と、若干強めも想定内。もっとも前年比は前回値の7.99%から上昇しており、インフレ傾向が継続という流れ。
この結果を受けたペソの動きは限定的に。ドルペソは20.20-25で中南米前半の取引となった後、いったん20.30超えまでドル高ペソ安に。ドル全般にしっかりとなった展開が支え。もっともその後20.23前後に落とすなど一方向の動きにはならず。今晩の米CPIをにらむ展開に。
対円でも中南米昼前、ドルペソでのペソ売りが出た局面で6円68銭台から6円65銭前後を付けるも、その後下げ分を解消するなど、一方向の動きにはならず。
MXNJPY 6.670
執筆者 : MINKABU PRESS
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