続伸、G7はロシアに対する追加制裁を検討=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=109.57(+1.95 +1.81%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.93~1.95ドル高、その他の限月は1.15~1.83ドル高。
主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、ロシアに対する追加制裁がまとまる可能性が高いとみられていることが相場を押し上げた。主要国はロシアが輸出する石油の価格に上限を設定しようとしており、実効性のある枠組みが出来上がるならば石油市場がまた混乱するほか、ロシアの報復制裁のリスクが高まる。
時間外取引で8月限は105.60ドルまで下落したものの、売り一巡後は前日終値前後で上下した。通常取引開始後は買いが優勢となり、110.54ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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