デジタル・ワールドが大幅安 ニューヨークの連邦大陪審が召喚状を発行=米国株個別
特別買収目的会社(SPAC)のデジタル・ワールド・アクイジション<DWAC>が大幅安。同社はトランプ前大統領のSNS企業トランプ・メディア&テクノロジー・グループ(TMTG)の買収で合意しているが、ニューヨークの連邦大陪審が同社と取締役会メンバーに対して召喚状を発行したことを明らかにした。
同社は、司法省と米証券取引委員会(SEC)からの情報要求と関連調査により、予定されていた合併が遅れる可能性があるとしている。召喚状は昨年のSECからの要請に関連するものだという。
デジタル・ワールドの株価は、トランプ氏が合併計画を初めて発表して以来、乱高下している。3月には約10ドルから97.54ドルまで急騰し、その後は、投資家がトランプ氏のトゥルース・ソーシャルアプリのダウンロードを行ったり、規制問題などを消化するにつれて、先週末には27.82ドルまで下落している。
(NY時間10:30)
デジタル・ワールド<DWAC> 24.86(-2.96 -10.64%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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