アジア株は下落、ナスダック先物の下げを嫌気 米スナップ急落で投資家心理が悪化

アジア株は下落、ナスダック先物の下げを嫌気　米スナップ急落で投資家心理が悪化

東京時間11:03現在
香港ハンセン指数　　 20395.28（-74.78　-0.40%）
中国上海総合指数　 3138.56（-8.64　-0.24%）
台湾加権指数　　　　 16164.27（-8.34　-0.05%）
韓国総合株価指数　 2628.40（-18.98　-0.72%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7161.90（+13.01　+0.18%）

アジア株は軒並み下落。時間外でナスダックが1.4%近く下げていることが嫌気されている。米スナップが第2四半期の売上高と利益見通しがガイダンスの範囲の下限を下回ると明かしたことを受け、同社株は時間外で一時30%近く急落。メタやピンタレスト、ツイッターなどほかの米ハイテク関連も連れ安となっており、投資家心理が悪化している。ダウとS＆P500も時間外で下げている。アジア株式市場でもハイテクや通信サービス関連が下落している。
香港市場ではレノボが1.8%安、ネットイースは1.6%安、瑞声科技は0.6%安、テンセントホールディングスは0.5%安。
上海株は下落も下値は限定的。中国政府が連日、経済支援策を講じると発表していることを受け、政策期待の買いが続いているもよう。また、バイデン米政権がトランプ政権下で発動された対中関税を見直していると明かしたことで、米中対立懸念も緩和されている。