続落、景気懸念で需要見通しも不透明に=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=107.04(-2.59 -2.36%)
ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.81~2.59ドル安。その他の限月は2.69~0.34ドル安。
インフレ高進を背景に主要な米株価指数が大幅安となったことが重し。主要国の景気見通しが悪化しているなかで、石油の需要見通しも不透明。石油製品価格の高騰で消費は伸び悩んでおり、景気悪化で需要が弱含むリスクがある。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、石油製品需要は日量2000万バレルの節目を引き続き下回った。
時間外取引で7月限は堅調。通常取引開始前には112.39ドルまで上げた。ただ、その後は一転して売りが強まるとマイナス転換し、106.06ドルまで下落。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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