AMDに買い戻しが強まる アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
きょうのNY株式市場はリスク回避一服でIT・ハイテク株が買い戻される中、AMD<AMD>の上げが目立っている。株価は4月7日以来の103ドル台まで一時回復。
アナリストの投資判断の引き上げが伝わり、「中立」から「買い」に引き上げた。目標株価も従来の98ドルから140ドルに引き上げている。
同社の中核事業が順調に推移しており、中長期的なカタリストも維持されていると言及。PC市場の減速と買収したザイリンクス社が短期的には期待通りには進まないと見られているが、それに対して、サーバーおよびセミカスタムの堅調なトレンド、一般消費者向けPCのエクスポージャを相殺する法人向けPCの成長、そして、その成長に影響を与えるザイリンクスなど中長期的なカタリストは揃っていると指摘した。
同社は6月初旬に投資家説明会を開催する予定だが、株価上昇のきっかけとなる可能性があるという。
(NY時間15:00)
AMD<AMD> 101.57(+7.33 +7.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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