東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米景気減速を警戒も下値抵抗力発揮
17日の東京株式市場は売り買い交錯で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比8円高の2万6555円と小幅続伸。
前日の欧州株市場が高安まちまちだったほか、米国株市場でもNYダウが小幅続伸する一方でナスダック総合株価指数が安く引けるなど強弱入り乱れた状況にあり、東京市場でも方向感がつかみにくい。日経平均株価は前週末に目先の底を入れた形だが、全般買い戻しが一巡したことで上値の重さは拭えない。米国では発表された経済指標が低調で景気減速に対する警戒感が強まっており、FRBによる金融引き締め強化の動きと合わせ、買いを手控えさせる背景となっている。東京市場でも外国人のリスク許容度低下が懸念される場面で、原油価格が再び上昇基調を強めていることから企業業績への影響も改めて意識されやすい。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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