株式市場の動き冴えず、ドル円などの重石に=NY為替午後
日本時間午前5時52分現在のドル円は1ドル=113.65円。NY時間の午後に入ってもドル円は軟調地合い。NY朝方にかけて株安の動きから下をトライした後、大きく下げていたナスダックが一時プラスに転じるなど、株安の動きが一服し、リスク警戒の円買いに対する調整が入る形で、ドル円、クロス円も少し買い戻しされたが、上値は重い。
その後株安の動きが再び強まると、ドル円は安値近くに値を落とす展開に。
ユーロ買いの動きもあってロンドン市場午前に129円30銭台まで上昇していたユーロ円も、株安の動きに129円をいったん割り込んだ後、少し買い戻しが入っていたが、ここにきて再び129円割れを付けるなど、上値の重い展開に。
市場はここにきて各国中銀が金融引き締めの動きを強めていることに警戒感を示している。来週の米FOMCでは3月の利上げ開始を示唆してくるとの期待が広がっており、株安を誘って、リスク回避の円買いにつながる格好に。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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