ドル円もみ合い、原油高受けてカナダドルしっかり=東京為替前場概況
東京外為市場でドル円は114円台後半での推移、日経平均が500円を超える下げとなるなど、株安の動きが強まったが、米国市場での株安の動きを受けてある程度想定内ということもあり、影響は限定的に。豪州株は軟調も、香港ハンセン指数はプラス圏推移など、アジア市場全体では株式市場動向がまちまちで、リスク警戒の動きが抑えられたことも、円買いの動きを抑えた。
昨日は131円台から129円台まで大きく値を落とす展開となったユーロ円は、129円台後半での推移が続いた。調整の動きも130円を戻せず、上値の重い展開に。
リスク警戒での円買いドル買いから昨日は1.13台後半から1,1310台までの下げを見せたユーロドルは1,1320大中心の推移と、全般に落ち着いた動きに。
NY市場で大きく上昇したNY原油先物が、時間外取引でもう一段上昇したことでカナダ買いの動きが優勢に、ドルカナダは昨日北米市場午後の市場で下値を支えた1.2500台を割り込んで、一時1.2487前後までと、昨日東京市場午前の安値圏に迫る動きに。
日経平均は続落。前引けでは前営業日比512.41円安の2万7744.84円となった。
午前11時55分現在では、ドル円は1ドル=114.65円、ユーロドルは1ユーロ=1.1324ドル、ユーロ円は1ユーロ=129.83円、ポンド円は1ポンド=155.91円、豪ドル円は1豪ドル=82.40円、NZドル円は1NZドル=77.72円、スイス円は1スイスフラン=125.06円、カナダ円は1カナダドル=91.71円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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