【新興国通貨】中南米通貨は全般に堅調もペソ高は限定的~メキシコペソ
【新興国通貨】中南米通貨は全般に堅調もペソ高は限定的~メキシコペソ
米消費者物価指数発表後のドル売りの動きもあり、中南米市場ではドル安中南米通貨高の動きに。動きを主導したのはブラジルレアルやチリペソ。銅や鉄鉱石価格の上昇傾向が見られ、こうした鉱物資源の産出国の買いが入りやすい地合いに。中国の物価統計が落ち着いたものとなり、中国人民銀行にさらなる景気支援策の余地との思惑がこうした国際商品価格高を誘った。
メキシコペソも対ドルである程度買いが出る展開。ロンドン市場朝の20.45近くから20.40前後に少し落として中南米市場朝を迎えると米消費者物価指数発表後のドル売りに20.32前後まで。その後は買い戻しが入るも20.40手前が重くなる展開に。
対円では円高の勢いが勝る展開。ロンドン市場からNY朝にかけてはしっかりで5円67銭に迫る動きも、米消費者物価指数発表後のドル売り円買いの動きに5円62銭前後まで値を落とした。
MXNJPY 5.629
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。