【新興国通貨】中南米通貨はブラジルレアルなどが主導して一時売りが広がる~東京為替
【新興国通貨】中南米通貨はブラジルレアルなどが主導して一時売りが広がる~東京為替
週明けの中南米市場では、新型コロナの感染拡大を受けた中国の需要減退懸念などから鉄鉱石を中心に国際商品価格の下落が見られることを嫌気し、同市場の影響を強く受けるブラジルレアルやチリペソが主導して売りが出る場面が見られた。
メキシコペソも対ドルで売りが出る流れとなり、ドルペソはロンドン市場の20.35台から一時20.52台までドル高ペソ安が進む場面が見られた。もっとも午後に入ると調整の動きが優勢に。チリ株式市場で買い戻しが見られたことなどがきっかけとなり、午前の下げ分を戻す流れが広がり、ドルペソも上昇分をほぼ解消して20.36近くまで。
5円68銭前後から5円61銭近くまで一時値を落としたペソ円にも買い戻しが入ったが、リスク警戒の円買いが強まった分、ドルペソのように全戻しとはならず、5円66銭近くまでの戻しに。
MXNJPY 6.653
執筆者 : MINKABU PRESS
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