【これからの見通し】リスク選好が続くか
【これからの見通し】リスク選好が続くか
昨日の米株高に続き、日経平均が400円を超える上昇を見せ、中国本土株なども買われる中で、リスク選好の動きがどこまで続くのかが注目されるところ。オミクロン株警戒が、症状が比較的軽度との見通しが広がる中で後退しており、リスク選好の動きにつながっている。
ドル円に関しては、オミクロン警戒が後退すると、もともとの早期利上げ期待からのドル買い基調に復するとの期待が下値を支える格好に。
来週のFOMCでのテーパリング終了の前倒し検討が前向きに進むと、ドルが年末に向けてもう一段上昇する可能性があり、ドル円を支える格好に。
今日はそれほど目立った米指標がなく、株式、債券、商品などの他市場動向をにらみながらの展開が続きそう。
今晩予定されているカナダ中銀は据え置き見通しが強い。来年4月以降の利上げに向けて前向き姿勢が見られるとカナダ買いの動きも期待されるだけに要注意。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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