【本日の見通し】ドル円は下値しっかり感が強いか
【本日の見通し】ドル円は下値しっかり感が強いか
ドル円は比較的しっかりの展開。
オミクロン株への警戒感が継続しているものの
新規の材料が出ないと、先週パウエルFRB議長が議会証言の場で発言した
テーパリング前倒し終了の可能性と、
それに伴う早期利上げへの期待感からのドル買いの流れが勝る格好に。
議長発言は議会でのものだけに、通常よりも反応がしっかりとしたものに。
ドル円は113円台での推移が中心か。今週末の米消費者物価指数次第では114円台声もありそうな流れだけに
下がるとしっかりと買いが出そう。
今日は豪中銀金融政策理事会が行われる。
現状維持見込みが強いが、第3四半期消費者物価指数が6年ぶりにターゲット内に入ってきており
金利正常化への期待が強まる中、
次回2月の理事会での債券買い入れ縮小に向けた前向き姿勢が示されると豪ドル買いも。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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