大幅反発、オミクロン株に対する警戒感が後退=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=69.49(+3.23 +4.87%)
ニューヨーク原油の期近は大幅反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が3.20~3.23ドル高。その他の限月は0.97~3.14ドル高。
新型コロナウイルスのオミクロン株に対する警戒感が後退したことが相場を押し上げた。以前から重症化しにくいとの見方があったなかで、米政府の首席医療顧問を務めるファウチ博士が「これまでのところ重症化の度合いはそれほど高くないようだ」との認識を示したことが手がかり。先月末から再開されたイラン核合意の修復協議が難航し、破綻するリスクがあることも支援要因。
時間外取引から1月限は堅調に推移。通常取引開始後は70.15ドルまで上げ幅を拡大した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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