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ややドル売り優勢も、見慣れた水準に終始 ドル円113円挟みで=ロンドン為替概況

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ややドル売り優勢も、見慣れた水準に終始 ドル円113円挟みで=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ややドル売りが優勢。序盤は東京市場からの流れを受けてドル買いが先行。ドル円は113.33レベルに高値を伸ばし、ユーロドルは1.1307レベルに安値を広げ、ポンドドルは1.3280近辺まで軟化した。その後は、ドル売りに転じて、ドル円は再び113円台割れ、ユーロドル1.1344レベル、ポンドドル1.3334レベルへと本日高値を更新した。米債利回り動向に敏感に反応している。米10年債利回りは1.45%台まで上昇したあと、一時1.42%台まで低下と上下動。株式市場は欧州株が軟調も、米株先物は時間外取引で前日の下げから反発している。NY原油先物は66ドル台から67ドル台で下げ一服となっている。オミクロン株の感染状況がまだ不透明。ファイザーはオミクロンに対するワクチンの効果についてあと2週間程度で判明するとした。ワクチン効果が著しく低下するとは考えていない、と楽観視していた。ただ、感染拡大は広がりをみせており、この日はインドで2人のオミクロン株感染が報じられていた。ユーロ圏失業率は7.3%に低下、ユーロ圏生産者物価指数は前年比+21.9%の高い数字だった。ユーロ独自の買いはほとんど見られなかった。

 ドル円は112円台後半での取引。序盤に113.33レベルまで買われたあとは、売りに転じている。足元では112.85近辺まで再び軟化している。米10年債利回りは1.45%台まで上昇したあと、一時1.42%台まで低下した。欧州株軟調も、米株先物は時間外取引で反発している。

ユーロドルは1.13台前半での取引。序盤に1.1307レベルまで下押しされたあとは、上昇に転じている。足元では高値を1.1344レベルまで伸ばした。ユーロ円は128.20台へと小高く推移したあと、やや売りに押されて128円割れ水準へと小反落している。東京午前よりは高値水準を維持している。対ポンドではややユーロ売りが優勢。ユーロ圏失業率は7.3%に低下、ユーロ圏生産者物価指数は前年比+21.9%の高い数字だった。ユーロ独自の買いはほとんど見られなかった。フランスの新型コロナ感染拡大が5万人と報じられるなど感染状況は悪化している。オミクロン株については世界の各国で少人数ではあるが感染拡大が伝わっており、まだ感染拡大中だ。

 ポンドドルは1.33台前半での取引。ロンドン朝方に1.3280近辺に軟化したあとは買いが優勢になっている。足元では高値を1.3334レベルまで伸ばした。ポンドドルは150.30付近から150.80レベルまで上昇したあと、再び150.30台へと戻す動き。ユーロポンドは0.8520近辺から0.8500割れ水準まで軟化した。ポンド独自の買い材料は見当たらないが、買い優勢のときには来週の英中銀(MPC)での利上げ観測が想起される面もあるようだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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