東京株式(寄り付き)=売り先行、米株波乱受けリスク回避ムード
2日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比219円安の2万7716円と反落。
前日の欧州株市場は軒並み急反発に転じたものの米国株市場は大乱調となり、NYダウは午前中に500ドルを超える上昇をみせたものの、後場に大きく値を崩し、460ドルを超える下げとなった。東京市場でもこの流れを受け、目先再びリスク回避ムードとなっている。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に対する警戒感は拭えず、米株価指数先物の動向を横目に不安定な値動きが予想される。FRBによる金融引き締め政策への転換に対する思惑も募るなか、あす発表される11月の米雇用統計の結果発表を前に買い向かう動きも限定的となりそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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