アジア株はまちまち、米株急反落嫌気の一方で値ごろ感による買い戻しも 韓国の新規感染者が初めて5000人を超える
アジア株はまちまち、米株急反落嫌気の一方で値ごろ感による買い戻しも 韓国の新規感染者が初めて5000人を超える
東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 23788.96(+313.70 +1.34%)
中国上海総合指数 3564.74(+0.85 +0.02%)
台湾加権指数 17430.04(+2.28 +0.01%)
韓国総合株価指数 2872.65(+33.64 +1.18%)
豪ASX200指数 7226.50(-29.47 -0.41%)
アジア株は高安まちまち。前日の米株急反落を嫌気している一方で、値ごろ感による買い戻しの動きも見られる。オミクロン株懸念が再燃しているほか、パウエルFRB議長がテーパリング加速に言及したことを受け、きのうのダウは600ドル超下落した。
欧州やアジアなどで新たな変異株「オミクロン株」が冬にかけて拡大するのではないかとの懸念が一段と高まっている。ドイツでは海外の渡航歴がない30代の男性がオミクロンに感染していることが判明した。韓国でもオミクロン株の疑いがある感染者4人が確認されている。また、米モデルナはオミクロン株について、既存のワクチンの効果が著しく低下するとの見解を示した。
香港株は1.34%高、前日に昨年9月末以来の安値をつけたことから値ごろ感による買い戻しが優勢。
韓国株も買い戻されている。前日に大幅下落し、昨年末以来の安値をつけた。
韓国で30日、新たに5123人の新型コロナ感染者が確認された。5000人を超えるのは初めて。また重症者数も723人と過去最多を記録した。先月1日に「ウィズコロナ」体制に移行してから、感染は拡大し続けており、医療崩壊に陥っている。また、国内で新たな変異株「オミクロン株」の疑いがある感染者4人が確認された。
執筆者 : MINKABU PRESS
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