【新興国通貨】直近のペソ安分に対する調整入る~メキシコペソ
【新興国通貨】直近のペソ安分に対する調整入る~メキシコペソ
ドルペソはオミクロン警戒でのドル売りが強まる中で、直近のペソ安に対する調整が強まった。ドルペソは来年初めに就任するメキシコ中銀の新総裁人事について、大統領と近すぎるとの懸念や、財政の専門家で金融政策関連のキャリアがほぼないことなどを警戒したペソ売りを進めてきた。ドルペソは先週一時22.10台まで。しかし、オミクロン株警戒で、世界的にドル高の流れが後退する動きを見せたことで、ドルペソにも調整の動き。昨日の市場では津京午後に21.80台から21.30割れまで一時値を落とす動きを見せている。その後はパウエル米FRB議長のタカ派発言でドル全面高基調が見られたことで21.50台を回復の場面も。
ペソ円はドル円の下げに昨日東京市場からロンドン序盤にかけて5円25銭前後から5円18銭前後まで下落も、ペソ高の進行で5円30銭前後まで上昇。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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