反発、先週末の暴落の反動で買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=69.95(+1.80 +2.64%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.78~1.80ドル高、その他の限月は0.88~1.92ドル高。
新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染者が各国で見つかっていることから、経済活動の正常化見通しが不透明となっている反面、先週末の下げが行き過ぎであるとの見方から買い戻しが優勢だった。石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合を控えてサウジアラビアやロシアなど主要な産油国の発言が伝わっているが、急いで生産量を調節する必要はないとの認識を示すなど冷静な態度だったことは相場を支える要因となった。
時間外取引で1月限は反発の動き。一時72.93ドルまで上昇した。ただ、通常取引開始後は上値が重く、68.86ドルまで上げ幅を削った。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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