ロンドン午前は、ややリスク警戒感が緩む=ロンドン為替
ロンドン午前は、ややリスク警戒感が緩む=ロンドン為替
ロンドン午前の取引は、ややリスク警戒感が緩んでいる。欧州株や米株先物は先週末のパニック的な下落からは落ち着きを取り戻しており、いずれも反発してきている。ただ、下落を取り戻す力強さはみられず、あくまでも自律反発の域をでていない。為替市場では、ロンドン朝方までは円買いが優勢だったが、その後は円売りに方向転換している。ドル円は112.99レベルを安値に113.50台へと反発。クロス円も同様に反発しており、ユーロ円は127円台半ばから128円台前半へ、ポンド円は150円台後半から151円台後半へ、豪ドル円は80円台後半から81円台乗せへと上昇している。米10年債利回りは1.51%台半ばまで低下したあとは、1.53%台後半へと上昇。
WHOは、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」について、感染急拡大につながり、重大な結果をもたらす恐れがあると警告した。ただ、南アでの感染症例が比較的軽度にとどまっているとの報道や、ビオンテックが新たに調整されたワクチンの開発に着手との報道などもあり、リスク回避の動きは一服している。
USD/JPY 113.51
EUR/JPY 128.16 GBP/JPY 151.57 AUD/JPY 81.21
EUR/USD 1.1291 GBP/USD 1.3354 AUD/USD 0.7154
執筆者 : MINKABU PRESS
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