【新興国通貨】先週末のメキシコペソは振幅後に売りがやや優勢~メキシコペソ
【新興国通貨】先週末のメキシコペソは振幅後に売りがやや優勢~メキシコペソ
先週末の市場でメキシコペソは対ドルで振幅。ロンドン市場からNY朝方にかけては欧州でのデルタ変異株による新型コロナの感染拡大を懸念した欧州通貨売りドル買いからのドル全面高の流れもあり、20.72前後から20.88台までドル高ペソ安が進行。しかし、中南米市場に入って、いったん上昇分を打ち消した上に下をトライし、20.67前後まで値を落とす展開に。先週は総じてペソ売りが目立つ中で、週末を前にした調整の動きなどが優勢に。
リスク警戒の動きはドル高円高その他通貨安であり、ペソ円は5円52銭近くから5円45銭前後まで値を落とす場面が見られた。
その後再びドル高ペソ安が進行し、20.88前後とほぼ高値圏に。上下に振幅を見せる格好となった。チリペソが週末の選挙を前にした警戒感からの売りに押されると、中南米通貨全般に売りが優勢に。
ペソ円はいったん買い戻しが入る形で5円51銭台を回復も、ペソ売りの動きに5円45銭台を付けるなど、軟調。
USDMXN 20.842 MXNJPY 5.467
執筆者 : MINKABU PRESS
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