アジア株 上海株は冴えない、来週の米中首脳会談や中国小売売上高を前に手控えムード
アジア株 上海株は冴えない、来週の米中首脳会談や中国小売売上高を前に手控えムード
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 25283.54(+35.55 +0.14%)
中国上海総合指数 3532.57(-0.22 -0.02%)
台湾加権指数 17499.43(+46.91 +0.27%)
韓国総合株価指数 2967.75(+42.83 +1.46%)
豪ASX200指数 7449.80(+67.85 +0.92%)
インドSENSEX30種 60155.62(+235.93 +0.39%)
アジア株は上海を除いて上昇。前日のナスダック反発や米株先物の上昇を好感した買いが続いている。また、不動産会社の中国恒大集団が再び土壇場でデフォルトを回避したことで投資家心理も改善している。
香港株は週末を前に利益確定の売りも出ており上値の重い展開。アリババは1.4%安。買い優勢で始まり、序盤に約1週間ぶり高値をつけたあとは、調整売りに押されており、マイナス圏に沈んでいる。今年のアリババ「独身の日」ネット通販セールの11日間の取扱額は日本円で約9.6兆円に上り、過去最高を更新した。
上海株は冴えない、来週に予定されている米中首脳会談や小売売上高などの一連の中国指標発表を前に積極的な売買は手控えられているもよう。バイデン米大統領は11日、安全保障を脅かすとして、ファーウェイやZTEを含む中国企業5社を対象とした認証禁止法案に署名した。同法案成立を受け中国側の反発は必至と見られる。15日に予定されている米中首脳会談を前に両国間の緊張が高まりつつある。
執筆者 : MINKABU PRESS
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