来週の英MPCは五分五分といった状況=NY為替
きょうのNY為替市場はドル売りが優勢となる中で、ポンドドルは買い戻しの動きが優勢となっている。東京時間には1.37ドル台前半まで下落していたが、NY時間に入って1.38ドルちょうど付近まで戻している。
ポンドに関しては、来週の英中銀金融政策委員会(MPC)待ちの面が強い。現在の予想では据え置きと0.15%利上げの予想がちょうど五分五分といった状況。短期金融市場で利上げが織り込まれている。一部のエコノミストからは、前日の英政府予算案が英中銀の刺激策解除の可能性を高めているとの見方も出ている。一方、利上げは12月との見方も依然多い。何とも言えない状況になっているようだ。
ポンドドルはきょうの買戻しで100日線を再び回復して来ており、リバウンド相場の流れは継続している。
GBP/USD 1.3802 GBP/JPY 156.49 EUR/GBP 0.8462
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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