米10年債利回りは大幅低下 フラット化が大きく進む=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:39)
2年債 0.499(+0.059)
10年債 1.547(-0.061)
30年債 1.956(-0.085)
期待インフレ率 2.677(-0.015)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。全体的に月末を意識した調整の動きが強まる中で、長期ゾーン利回りは低下。一方、2年債利回りは上昇し、イールドカーブのフラット化が大きく進んだ。
この日は5年債入札が実施され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を下回ったことで、利回りは下げ幅を加速させている。
米10年債は1.52%台まで一時低下したほか、30年債は一時1.93%まで低下。
2-10年債の利回り格差は+104(前営業日+116)まで低下。
米5年債入札結果
最高落札利回り 1.157%(WI:1.182%)
応札倍率 2.55倍(前回:2.37倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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