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円高とドル高が優勢、明日のECB理事会控えて調整含み=ロンドン為替概況

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円高とドル高が優勢、明日のECB理事会控えて調整含み=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円高とドル高が優勢。序盤はリスク警戒的な円買いが先行し、次第にドル高圧力も加わっている。アジア時間に香港・上海株が大幅安となりリスク警戒感がみられた。加えて、NY原油先物が軟調に推移。欧州株も売りに押されている。米株先物は時間外取引でプラス圏で推移していたが、次第に上値が重くなり下げに転じている。昨日まで連日の米株の高値更新ではあるが、次第に上昇幅は縮小してきている。米10年債利回りはリスク警戒を反映して1.59%付近へと低下。あすのECB理事会のイベントを控えて、調整圧力が広がる形となっている。ドル円は114円近辺から113.50台まで下落。ユーロ円は132円台前半から131円台半ばまで、ポンド円は157円近辺から156円台割れまで下落した。この日はユーロポンドが反発しており、ECB理事会を控えたポジション調整が入った。ユーロドルは1.16台を割り込む場面があったが、その後は下げ渋っている。一方、ポンドドルは1.37台後半から前半へと下押しされており軟調。

 ドル円は113円台後半での取引。114円近辺での揉み合いを下放れており、一時113.54レベルまで安値を広げた。足元では下げ渋りも113.70台までにとどまっている。クロス円とともに下落しており、リスク警戒の円高の面が強い。欧州株、米株先物が下げているほか、NY原油先物も下押しされている。

 ユーロドルは1.16近辺での取引。朝方に1.1613レベルまで買われたが、その後はユーロ円の下落とともに1.1585レベルまで安値を広げた。ユーロ円は132.30付近から売りに押されると131.58レベルまで安値を広げた。ただ、その後は132円手前へと下げ渋っている。ユーロポンドが買い戻されており、ユーロの下支えとなっている。あすにECB理事会を控えて調整含みのマーケットになっている。

 ポンドドルは1.37台前半での取引。1.3780近辺からほぼ一方通行で売られている。足元では安値を1.3710付近に広げている。ポンド円は157円ちょうど近辺からの下落で、一時155.80近辺まで安値を広げた。ユーロポンドは反発しており、0.8420近辺から0.8450台へと買われている。ECB理事会を控えて、前日までのユーロ売り・ポンド買いに調整が入る形となっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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