このあと10月の米消費者信頼感指数 4カ月連続の低下が見込まれる=NY為替
きょうのドル円は買い戻しが優勢となっており、114円台に戻している。このあと日本時間23時に10月調査分の米消費者信頼感指数が発表される。予想のコンセンサスは108.3と4カ月連続での低下が見込まれている。
このところの同指数は低下が続いているが、前回はデルタ株の感染拡大やインフレ懸念が米消費者のセンチメントを圧迫していた。今回は感染拡大は落ち着いているものの、インフレ懸念、そして、米消費者にとっては大きなファクターであるエネルギー価格上昇が引き続きセンチメントを圧迫しているものとみられている。
米政府による失業給付の特別措置が9月で打ち切られており、その影響が10月も続いているものとみられている。また、今月中旬に発表の類似指標であるミシガン大消費者信頼感指数速報値も前回から低下していた。
予想以上に弱い内容であれば、ドル売りで反応する可能性も警戒される。
米消費者信頼感指数(10月)23:00
予想 108.3 前回 109.3
USD/JPY 114.20 EUR/USD 1.1605 GBP/USD 1.3792
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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