世界の気温は2100年までに2.7度上昇へ
国連の最新報告書によると、各国・地域が表明した新たな気候変動対策をもってしても、地球温暖化はなお危険な水準に達する見通しだ。ブルームバーグが伝えた。調査報告書によれば、各国・地域が近い将来に一段と強力な二酸化炭素(CO2)削減目標を設定しなければ、世界の気温は2100年までにセ氏2.7度上昇する見通し。
グラスゴーで開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に先駆け、同報告書がきょう公表された。気温上昇を産業革命前からセ氏2度未満、できれば1.5度に抑えるという「パリ協定」の目標を大きく上回る上昇だ。
執筆者 : MINKABU PRESS
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