円売り優勢、資金難の恒大集団が利払い資金を送金=東京為替前場概況
東京午前のドル円は114.21円付近まで水準を切り上げた。ニューヨーク市場までの下げが一巡している。
複数の報道によると、資金繰りが悪化している中国の不動産大手の恒大集団は明日23日が期限だったドル建て社債の利払い資金の送金を今週21日に完了した。30日間の利払い猶予期限が迫っており、債務不履行が警戒されていたが、今回は土壇場で回避した。
ユーロ円は132.79円付近、ポンド円は157.66円付近、豪ドル円は85.50円付近、NZドル円は81.88円付近まで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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