米利回り上昇でドル円は115円を視野に堅調、ただ節目付近の重さを意識=東京為替前場概況
東京午前のドル円は米長期債利回りの上昇を手がかりに114.70円付近まで上げ、2017年11月高値である114.73円に迫ったが、上げ一服後はやや押し戻されている。日本と米国の金融政策見通しの乖離がドル円を押し上げているものの、2017年以降は114円後半が重く、115円の節目が壁となっている。
ドル円の上昇に連動し、ユーロ円は133.41円付近、ポンド円は158.22円付近、豪ドル円は85.74円付近、NZドル円は82.14円付近まで上昇した。NZドル円は2017年9月以来、ポンド円は2016年6月以来の高値を更新した。金融引き締めが意識されている通貨の上値が伸びている。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。