小反落、月報を手がかりに利益確定の売りがやや優勢=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=80.44(-0.20 -0.25%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.20~0.10ドル安、その他の限月は0.09ドル安~0.37ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)や米エネルギー情報局(EIA)が月報で需要見通しを下方修正したことから利益確定の売りがやや優勢だった。EIAは燃料価格の高騰で冬場の家計負担が大幅に拡大すると見通している。ただ、供給不足が引き続き意識されているなかで、下値は限定的だった。
時間外取引で11月限は前日終値付近で上値が重く、通常取引開始に向けてじりじりと水準を切り下げた。通常取引序盤には79.42ドルまで下落。ただ、その後は買い戻しが優勢で81.04ドルまで一時的にプラス転換する場面があった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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