ドル円は午前中に調整強まるも、下値しっかり感を維持=東京為替概況

ドル円は午前中に調整強まるも、下値しっかり感を維持=東京為替概況
　
　ドル円は113円台での推移。前日の海外市場で113円79銭まで上昇。その後いったん調整も、堅調地合いを維持して113円60銭前後で東京朝を迎えた。NY夕方からの米債利回りの上昇一服が重石となり、午前ちゅは調整の動きが優勢に。ベンチマークとなる米10年債利回りは昨日東京朝に1.629%を付けた後、1.60%前後での振幅を経て、NY夕方に1.56%台に低下。東京朝も同水準でもみ合いとなりドル売りを誘った。

　ドル円は午前中に113円35銭前後まで。ただ、値幅は小さく下がると買いが出る流れ。午後に入って米債利回りが1.58%台に戻すと、ドル円も113円台半ば超えを付ける動きに。

　ドル全面高の中、昨日の海外市場で1.1524前後まで値を落としたユーロドル。6日に付けた1.1529を割り込む動きとなったが、1.1500の節目を前に東京市場では買い戻しが優勢となり、1.1550台を付ける動きに。

MINKABU PRESS 山岡和雅