【海外市場の注目ポイント】9月の米消費者物価指数など
日本時間午後9時半に9月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比5.3%上昇、コアの大方の予想が同4.0%上昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の5.3%上昇、4.0%上昇から変わらないとみられている。8月に中古車価格、レンタカー代や航空運賃の前年比の伸びが7月から大きく鈍化した。これまでインフレ加速に大きな影響を与えていた要因の一部で価格上昇圧力が緩和し始めており、予想を下回る結果になれば、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後6時には8月のユーロ圏鉱工業生産指数、同14日午前3時には9月21・22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録も発表される。8月のユーロ圏鉱工業生産指数は、大方の予想が前月比1.7%低下となっており、前月比では2カ月ぶりに低下すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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