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【今週の注目材料】ユーロフォーラムや米コンファレンスボード消費者信頼感指数など

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【今週の注目材料】ユーロフォーラムや米コンファレンスボード消費者信頼感指数など

 今週は欧州・米国の要人発言予定が目白押しとなっており、こうしたイベントをにらみながらの展開が見込まれます。

 要人発言などのイベントの中で、特に注目度が高いのは28日、29日と開催されるECBフォーラムの中で行われるラガルドECB総裁・パウエルFRB議長が参加する討論会です。

 米FRBは先週のFOMCの中で、年内のテーパリング開始を示唆する姿勢を示し、声明などでは慎重姿勢維持も、参加メンバーによる政策金利見通しにおいて、利上げ時期が前倒しされるなど、前向きな動きが目立ちました。

 一方、ECBは9日の理事会で債券購入プログラムでの購入減速を示したものの、ラガルド総裁が理事会後の会見で、この縮小はテーパリングではないと発言するなど、慎重姿勢を崩していません。米・ユーロ圏ともにアフターコロナの景気回復が期待される中で、今後の姿勢の変化に注目が集まっており、今回の討論会などにも注目が集まるところとなっています。

 経済指標では28日に発表される9月の米コンファレンスボード消費者信頼感指数がやや注目されるところです。前回8月分は7月の129.1(125.1に下方修正)から123.0に低下するとの事前予想に対して、113.8と予想を大きく超える低下を示しました。
8月はミシガン大学消費者信頼感指数が事前予想を大きく下回る悪化を示し、デルタ株による新型コロナの感染拡大を受けた消費者マインドの悪化が懸念されていたところだけに、コンファレンスボード消費者信頼感指数の弱い数字で、市場の警戒感が一気に強まった形です。
今回は114.6と若干の回復が見込まれています。ミシガン大学消費者信頼感指数も9月分は8月分から若干の改善を示しました。ただ、水準的には強いものではなく、消費者マインドはまださえないものの、さらなる悪化とはなっていないという状況が確認されることとなりそうです。

 日本では最悪期からのピークアウトが期待されるデルタ株による新型コロナの感染拡大ですが、米国では9月上旬の水準である7日間平均で1日当たりの新規感染者数17.6万人から直近で13.4万人と数字自体は減っていますが水準的にはかなり厳しい状況が続いており、消費者マインドの改善はまだ時間がかかりそう。コンファレンスボード消費者信頼感指数の結果によって、こうした状況が確認されると、ドル買いを手控える材料となるかもしれません。

MINKABU PRESS 山岡和雅
 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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