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【これからの見通し】米FOMCを無難に通過、きょうは英中銀金融政策発表

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【これからの見通し】米FOMCを無難に通過、きょうは英中銀金融政策発表

 昨日の米FOMCでは、次回11月会合でのテーパリング開始について示唆された。また、利上げ開始時期について、従来の2023年から2022年中へと前倒しされた。また、パウエル議長会見では中国恒大問題の影響は限定的との見方が示された。

 米10年債利回りは1.33%台へと一時上昇したが、その後は1.30%近辺へと低下した。為替相場では神経質な振幅後もドル高方向へ動いた。ドル円は109.90台まで上昇、ユーロドルは1.1680台まで一時下落。米株ではダウ平均が338.48ドル高の34258.32ドルで引けており、堅調に取引を終えた。NY原油先物は72ドル台乗せ。

 東京市場が休場となるなかで、きょうのアジア市場では香港ハンセン指数、上海総合指数、豪ASX指数などがそろって買われている。懸念材料だった中国恒大の株価はきょう一時3割超高と急上昇している。米FOMC後のリスク動向は良好だ。

 この後の海外市場では、英金融政策委員会(MPC)の結果が発表される。今回は議事要旨のみで、経済予測やベイリー総裁会見は予定されていない。政策金利および資産購入枠はいずれも据え置きが予想されている。今回のMPCメンバーは9名となる。ホールデン氏の退任後に、9月からはマン氏(外部メンバー)とピル氏(チーフ・エコノミスト)が就任している。前回の会合ではサンダース氏が資産購入枠の削減を主張したことで、7対1での据え置き決定だった。今回の票割れはどうなるのかが注目される。

 その他の経済指標予定は、スイス中銀政策金利、トルコ中銀政策金利 、南ア中銀政策金利、ノルウェー中銀政策金利、フィリピン中銀政策金利など金融政策発表が相次ぐ。また、英独ユーロ圏、米国などの製造業および非製造業PMI速報値(9月)、米新規失業保険申請件数(18日までの週)、米景気先行指数(8月)、カナダ小売売上高(7月)などが発表される。

 発言イベント関連では、ECB経済月報の公表、エルダーソンECB理事の講演などが予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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