アジア株 リスク警戒感後退で買い戻し目立つ
東京時間18:03現在
香港ハンセン指数 24221.54(休場)
中国上海総合指数 3628.49(+14.52 +0.40%)
台湾加権指数 16925.82(-350.97 -2.03%)
韓国総合株価指数 3140.51(休場)
豪ASX200指数 7296.94(+23.12 +0.32%)
インドSENSEX30種 59044.14(+38.87 +0.07%)
22日のアジア株は、中国の不動産大手、中国恒大集団が、懸念されていた23日の社債利払いについて、人民元建ての2億3200万元(約39億円)について実施すると発表したことで、警戒感が後退。買い戻しの動きが広がる展開となった。香港・韓国市場は休場となっている。
中国大陸市場で上海総合は下げて始まったが、プラス圏を回復。朝方に安値を付けた後は恒大問題への警戒感後退が買いを誘う形となった。公益・エネルギー関連の上昇が目立っており、石炭会社のシンファエナジー、石油会社のペトロチャイナなどが上昇を支える格好に。免税品の中国旅遊集団などが軟調。
豪ASX200指数は朝方マイナス圏での推移が見られたが、恒大集団の報道後のプラス圏へしっかり上昇。午後は少し調整もプラス圏を維持した。原油価格の上昇など、天然資源価格の上昇がエネルギー、素材関連の上昇につながった。鉱山大手BHPビリトン、リオティント、鉱山探索のフォーテスキューメタルズ、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアムなどの買いが目立った。保険会社インシュアランスオーストラリアが軟調。銀行株はまちまちで商業銀行のサンコープなどが軟調。
執筆者 : MINKABU PRESS
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