【海外市場の注目ポイント】米FOMCなど
日本時間23日午前3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、声明、参加メンバーの経済見通しや政策金利見通しが発表され、同23日午前3時半にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。政策金利は現行の0%~0.25%に据え置かれ、資産買い入れも現行の米国債で月間約800億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)で月間400億ドルのペースに維持されると見込まれており、経済見通しや政策金利見通し、パウエル議長の会見が焦点になっている。8月の米雇用統計で非農業部門雇用者の伸びが急減速、8月の米消費者物価指数で前年比の伸びが鈍化しており、政策金利見通しで2023年の利上げ回数の予想が6月時点の2回から引き下げられるようであれば、ドルが売られる可能性がある。
経済指標としては、日本時間22日午後11時に8月の米中古住宅販売件数や9月のユーロ圏消費者信頼感指数速報値の発表が予定されている。8月の米中古住宅販売件数は、大方の予想が年換算589万戸となっており、前月の同599戸を下回り、3カ月ぶりに減少するとみられ、9月のユーロ圏消費者信頼感指数速報値は、大方の予想がマイナス5.9となっており、前月のマイナス5.3を下回り、3カ月続けて低下すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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